女性のための薬局LADY PHARMACYの日記

女性薬剤師による女性のための薬局オーナーによる日記です。

問い合わせてみた②

 こんにちは

 

緊急事態解除!

 

まだまだ気を抜けないことはわかっていますが

 

やはり嬉しいものですね

 

ただ緊急事態解除後に受診できてなかった患者さんが続々と、

 

前回の心配の通り

 

少し数値が悪くなって来られる方がちらほらと

 

特に自覚症状のない患者さんは軽く考えがちです

 

まだまだフォローしきれず本当に反省です

 

 

そして

 

久しぶりに本編続きを

 

 

前回のアドバイスをもとにもう一つの薬局さんにも

 

不躾ながら

 

問い合わせてみました

 

こちらでも大変貴重なお話を聞くことができました

 

零売薬局をして苦労した点

 

それは

 

ズバリ

 

お薬が仕入れできない

 

ことです

 

えっなんで??

 

 

理由は

 

医薬品の卸会社との関係性です

 

!!!?

 

少し以前の記事でも触れましたが

 

医薬品は製薬メーカーから直接薬局に入ってくるわけではありません

 

(例外はありますが)

 

一般的に

 

製薬メーカー

 ↓

医薬品卸

 ↓

薬局

 

と一般的な物流と同じように間に卸会社が入ります

 

なので一般的に薬局の取引相手としては

 

製薬メーカーではなく

 

医薬品の卸会社

 

となるわけです

 

 

 

医薬品の卸会社は

 

 

薬局以外にももちろん病院と取引しています

 

 

ここでもうわかる人はわかると思いますが

 

 

大得意先はもちろん病院です

 

 

病院は飲み薬だけでなく注射薬も仕入れますし

 

 

大きな病院となればその額がめちゃくちゃ大きくなります

 

 

しかも病院が出す処方せんを薬局は調剤するわけですから

 

 

当然ヒエラルキーの最上位は病院(医師)です

 

 

そうです

 

 

零売薬局はいわば病院に喧嘩売ってるようなものです

 

(いや本当は決してそんなことないんですけど)

 

どうしても

 

処方箋なしで薬を売る=医師は必要ない=病院から患者を奪う

 

みたいに解釈されるからです

 

(実際に今私たちの薬局が無事に続けられていることがそんなことはないという証明なのですが)

 

大得意先があの薬局と取引するなら薬を買わないと言ったら、、、

 

仕方ないですよね

 

取引額が全然違いますから

 

正直こういうことがかなりあったそうです

 

(かなり過激な嫌がらせを受けたことも教えていただけました)

 

 

はっきり言って

 

病院の組織の中にいて

 

取引や営業なんて全く知らずに生きてきた私たちには衝撃でした

 

普通の業界ならこんなこと当然のことなのかもしれないのですが

 

 

次回に続きます〜

 

 

PS. テイクアウトの充実でおうち時間も楽しめています

 

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www.ladypharmacy.com

 

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