女性のための薬局LADY PHARMACYの日記

女性薬剤師による女性のための薬局オーナーによる日記です。

普通の薬剤師の知らないこと

こんにちは

 

もう11月

 

もう年末

 

本当1年あっという間ですね

 

寒い日が続きますがぼちぼち続けていきます

 

 

 

前回の記事でお話しした通り

 

病院でもらうお薬(一部)は

処方せんなしでも買うことが出来ます

 

誤解のないように言っておくと

 

インターネット検索で出てくる

 

海外のお薬の個人輸入とも違います。

 

日本の薬局で

 

処方せんでもらうお薬(一部)が

 

処方せんなしで買うことができるということです

 

 

 

前回は半分以上の薬剤師も知らないってお話ししましたが

 

当時

 

薬剤師の友人たちの中でも

 

知らなかったという人が

 

9割なので

 

結構知ってる薬剤師はレアだったんじゃないかなと思います。

 

 

そもそもなんで薬剤師でも知らないのかというと

 

・薬学部で教わることがない

 

・病院や薬局など職場でも教わることがない

 

・実際ほとんどの薬局が処方せんなしでの販売(零売)をしていない

 

からです

 

その理由の一つは

 

グレーゾーン

 

だからです

 

 

病院でもらうお薬(医療用医薬品)には

 

「処方せん医薬品」と「処方せん医薬品以外の医療用医薬品」

 

の2種類があります

 

この「処方せん医薬品」っていうのに含まれるのが

 

抗がん剤

睡眠薬

・糖尿病薬

 

だったりする、いわゆるちょっと効果も副作用も強そうな薬です

 

名前の通り

 

医師の診察の上、処方せんが必ず必要なお薬になります

 

そして、「処方せん医薬品」以外の病院でもらうお薬(医療用医薬品)が

 

「処方せん医薬品以外の医療用医薬品」

 

と呼ばれるお薬で

 

・風邪薬

・痛み止め

・アレルギー薬

・保湿剤

漢方薬

・湿布薬

 

といった比較的効果も副作用も軽そうなお薬が含まれます

 

そうです

 

こっちのカテゴリーに属しているお薬は

 

処方せんがなくても買えるお薬なんです

 

 

ただグレーゾーンって言った理由は

 

どちらも(処方せん医薬品以外の医療用医薬品も)

 

 

原則、処方せんに基づき交付する必要があるということ

 

 

原則...原則...gensoku

 

 

また、

 

 

一般用医薬品による対応を考慮したにもかかわらず、やむを得ず販売を行わなければならない場合などにおいて

 

 

っていう条件があります

 

 

 

これがグレーゾーンのわけです

 

あくまで緊急措置的な....

 

 

難しいですね

 

 

長くなったのでこの続きは次回に〜

 

 

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